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「平成駅」に行ってみた!今日は自分の平成を振り返ろう。

コラム
平成駅にて

天皇陛下の退位、新天皇の即位により、

平成という時代が今日で終わります。

皆さんにとって「平成」はどんな時代でしたか?

先日、熊本出張の時に、Google Mapで偶然見つけた「平成駅」に行ってみました。

JR豊肥本線 平成駅

岐阜県に「平成(へなり)」という町があるのは知っていましたが、熊本に「平成(へいせい)」という町があるのは知りませんでした。

先日、Enjoy! Honda HSR九州のイベントMCで熊本県に行った際に、「平成駅」という駅を偶然見つけて知ったのですが、どうやらこの町、平成になってできたニュータウンのようです。

JR豊肥本線 平成駅

熊本からの行き方はとっても簡単。

熊本駅から肥後大津駅に向かうJR九州・豊肥本線で1駅です。


住宅街の中にある駅員さん一人の小さな駅です。豊肥本線は単線であるため、駅のプラットホームは2つあり、ここで常に列車が行き違います。

平成駅

平成駅のオブジェ

平成駅には何がある?と聞かれると、うーんと困ってしまうくらいに何もありません。

でも、「平成駅開設記念の碑」というのが建っています。

平成駅開設の碑

碑文によると平成4年7月15日に開業したようですね。

周りは熊本の新興住宅地でアクセスも良いので土地は高そうな印象です。平成最後にインスタ映えスポットを作るとか、記念切符でも販売したら良いのにと思うのですが、特に何もやっていませんでした。。。

平成駅。昭和タクシーの看板が何ともシュール!

まぁ住宅地の駅ですから、あまり観光地化されても困るってところでしょうか。

ブログにアップする時間を作れず、平成最後の日というタイミングになってしまいましたが、平成生まれの方はネタになる駅ではないでしょうか?

熊本観光の時に訪れてみてください。

平成最後の日に切符を買ってみるのも良いかも!

平成という時代は青春だった

僕と同じ世代の方にとってはやはり「昭和」生まれだけに「平成」という時代は何となく通過点のような気分を感じていらっしゃるんじゃないでしょうか。平成生まれの人達に比べたら、感慨深いものは少ないかもしれません。

昭和←平成→令和

でも、試しに自分の平成の30年を振り返ってみると、やはり青春の時代でしたね。個人的には中学、高校、大学と学生生活を満喫し、アメリカにも留学しました。その青春の中で抱いた夢がいくつかあり、20代、30代、40代とその夢を追い求めてきました。

大学の放送部の時代。DJやアナウンサーを多数輩出するとてもレベルの高い部活でした。

高校生時代にラジオに夢中になり、いつかラジオ番組を作りたいという夢は20代に実を結びました。洋楽が好きで、自分でも色々研究しましたね。そんな中でα-station(FM京都)でディレクター兼任で自分が良いと思う曲をプレイして、喋るというワンマンDJスタイルの番組をやらせて頂けたことは、自分の中でも幸せの極みでした(平成14年〜平成22年)。

α-station時代(北山スタジオ)。アッシュや金髪で柄悪かったですね 笑

そして、今の仕事の舞台である「モータースポーツ」と出会ったのも「平成」という時代になってから。鈴鹿生まれだけに自然にF1を好きになり、マツダのルマン優勝に感動。留学前には鈴鹿8耐を見て感動しました。2004年(平成16年)から鈴鹿サーキットのレースアナウンサーになり、F1、ルマン、鈴鹿8耐に携わらせて頂けていることに喜びを感じています。

2017年 ルマン

もちろん、苦しいこともたくさんありました。プロのラジオDJデビューのチャンスを某コミュニティFMの人に潰されたこともありました(以来、僕は嫉妬心の強い人達とはスッと距離を置くようにしています)。リーマンショック後の不景気ではラジオのギャラ減収によって大きくモチベーションが下がりましたし、東日本大震災の時にはイベントがほとんど無くなり、本気で転職を考えたことありました。

でも、平成という青春の時代の中で、僕は要所要所で素晴らしい先輩や目標となる人に出会うことができ、プロになるためのヒントやモチベーションの向上をたくさん頂いたと感じます。ここには公開しませんが、自分の平成年表を作ってみたところ、こういう方々との出会いによって、僕は平成という時代を生きてこれたのだということを改めて実感したのです。先輩や同期、仲間、そして家族に感謝しています。

僕と同世代の方は特に、自分の平成年表を作って、振り返ってみてはいかがでしょうか。

令和の時代は誰かのために

どんなに辛く、苦しいことがあっても、今こうして同じ仕事を続け、ご飯を食べていけています。

これは「平成」という時代が、戦争がない平和な時代であったからに他なりません。

戦争があった時代には夢を頂いても叶えられなかった人が歴史の中にはたくさんいらっしゃるわけです。そんな青春時代を平和な環境で生きてこれた幸せに感謝しなければなりませんね。

明日から「令和」という新しい時代になりますが、今、「平成」の時代に抱いた夢を一つまた一つと叶えられている状況ですから、「令和」の間に自分の夢は全て叶えたいという気持ちになっています。

令和号外(中日新聞)

そして、「平成」という時代にたくさん先輩に助けて頂いた分、「令和」の時代には僕が後輩や若い世代に何かを伝えられる人になりたいと思っています。そのためにはまだまだ自分自身も頑張って夢を叶えていくことが大事だとも思っています。そして、誰かを幸せな気持ちにできることを心がけて日々を過ごしていきたいですね!

 

辻野
辻野

「令和」の時代も平和な時代になることを願っています。

 

 

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