3/4〜5 鈴鹿サーキット モータースポーツファン感謝デー / Yahoo!ニュースオーサースピリット賞を受賞!

2月はSRS-Fの特集!佐藤琢磨プリンシパルのインタビューも

出演情報

毎月16日〜月末日にCTY/CNSで放送している

地元密着モータースポーツ番組

「レーシングスピリット」

2月の放送は「SRS-F(鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ)」の特集です。

レーシングスピリットについては下記の記事で紹介しています。

 

 

SRS-Fとは?

SRS=鈴鹿サーキットレーシングスクールは1992年に開校したレーシングスクールで、92年に2輪ライダーを育成する「SRS-J(現在はSRS-Moto)」、93年にレーシングカートの「SRS-K」、そして95年に今回特集しているフォーミュラカースクールの「SRS-F」が開校しました。

SRS本田技研工業鈴鹿サーキット(モビリティランド)の共同事業で、

「世界に通用するライダー/ドライバーの育成」

をテーマに若手選手の育成を行っています。

 

80年代から90年代にF1ドライバーとして活躍したアイルトン・セナがレーシングカートで幼少期からレースを戦っていたことが知られるようになると、4輪レースのトップドライバーになるためにはレーシングカートの経験が不可欠であることが知られるようになったのが今から30年ほど前の話です。

SRSは日本人初のフルタイムF1ドライバーになった中嶋悟さんを校長に迎え、まずレーシングカートの「SRS-K」を設立し、その2年後にフォーミュラカースクール「SRS-F」を立ち上げました。「SRS-F」からは佐藤琢磨選手(インディカー/F1)、松田次生選手(SUPER GT/フォーミュラニッポン)、山本尚貴選手(SUPER GT/スーパーフォーミュラ)など数多くのトップドライバーを輩出するスクールへと成長を遂げました。

現在は「SRS-K」と「SRS-F」の間に「SRS-F  challenge」という中間スクールも存在し、レーシングカートのスクールに加えてフォーミュラカーの基礎練習を行うカリキュラムを受けることができます。

そして、

「SRS-F」で優秀な選手には「スカラシップ」が与えられます。

これはホンダの育成ドライバーになることを意味し、ホンダの育成枠で翌年のフォーミュラカーレース(現在はFIA-F4)に参戦することが可能。努力次第でF1まで繋がる階段を駆け上がるための第一歩と言えるでしょう。

 

F1ドライバーになるための最初の登竜門ですね!

 

 

 

スカラシップ選考会に三重県人が2人挑戦!

今回、SRS-Fを取材した理由の一つが、

地元三重県のドライバーが2人挑戦したことです。

一人は三重県鈴鹿市在住で2018年3月に取材した岡本大地(おかもと・だいち)選手。

もう一人は三重県伊勢市出身の三宅淳詞(みやけ・あつし)選手です。

全国からトップドライバー候補生が集まってくるハイレベルな「SRS-Fスカラシップ選考会」に地元・三重県のドライバーが複数残るということ自体が珍しいケースであるため、取材をさせていただきました。

 

平日の鈴鹿サーキットで開催される若手たちの熱き戦いをぜひご覧ください。

 

卒業生の野尻選手、角田選手

番組の中ではSRS-Fの卒業生で今回は講師を務めた野尻智紀選手(SUPER GT/スーパーフォーミュラ)、そして卒業生として選考会レースを走った角田裕毅選手(FIA-F4王者)の2人にもコメントを頂いています。

彼らは生徒たちの見本となる先輩として一緒にレースを走ります。

卒業生がスカラシップ選考会に参加するのはSRS-Fの伝統。

生徒同士の順位よりも、先輩ドライバーと比較してどの程度の実力の持ち主かということも重要な見極めのポイントだそうです。

 

トップドライバーの先輩と走れるなんて素晴らしい環境ですね!

 

 

 

SRS-F新体制について佐藤琢磨選手に聞く

「スカラシップ選考会」の取材と共に、

2019年より新体制に移行した新生SRS-Fについて、

SRS-Fプリンシパルに就任した佐藤琢磨選手(インディカー参戦中)に

新しいSRSの取り組みについてインタビューさせていただきました。

佐藤琢磨選手は自身も1997年にSRS-Fに挑戦し、首席で卒業した経験を持っています。その後、日本人初のイギリスF3チャンピオンF3マカオGP優勝という当時は考えられなかった偉業を成し遂げ、F1ドライバーになりました。そして、インディカーに転向後、2017年に日本人で初めて「インディ500」優勝を達成したことは記憶に新しいですね!

 

そんな佐藤琢磨選手にお忙しい中、長い時間インタビューにお答えて頂き、熱く語って頂きました。

ですが、放送時間が15分と短い番組のため、放送でお届けできるのは一部のみ・・・本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、特に大事なところをピックアップして放送に盛り込みました。佐藤琢磨選手にこんな超ローカル番組にご出演頂くなんて、本当にありがたい限りです。

良い番組になったと思います!!

取材にご協力いただきました鈴鹿サーキットおよびSRS関係者の皆様、卒業生の皆様、佐藤琢磨選手に厚く御礼申し上げます。

放送日など

放送日: 2019年2月16日〜28日 

放送局: CTY , CNS

番組ホームページ(放送時間も掲載)

※3月1日以降はストリーミングサイト「じもテレ」にアップロードされる予定です。

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