SUPER GTの第2戦・日産ブースのお仕事に続き、
2週連続で富士スピードウェイに行ってきました!
実は今年、「富士24時間」の実況をさせていただくことになり、
研修を兼ねて放送室を見学させていただきました。
富士チャンピオンレース、面白かった!
そうなんです。6/1-2に決勝レースを迎えるピレリスーパー耐久シリーズ「富士SUPER TEC 24時間レース」の場内実況アナウンサーに加えて頂くことになりました。
富士スピードウェイでは「NISMO FESTIVAL」で放送室から実況しますが、公式戦のレース実況となると全く初めて。それぞれのサーキットで場内実況も仕事のやり方が違うので、勉強させていただきに「富士チャンピオンレース」を見学させていただきました。
当日は放送室のアナウンサーの皆さんとご挨拶させて頂き、お昼の時間に「富士24時間」の告知を兼ねて少しマイクでもお話しさせていただきました。富士のアナウンサー陣の皆さんとはあまり接点がなかったのですが、放送室のスタッフの皆さんを含めて温かく受け入れて頂き、本当にありがたい時間でした。
それにしても、「富士チャンピオンレース」は盛り上がっていますね。とても驚きました!
関谷正徳さんプロデュースの「インタープロトシリーズ」や「競争女子選手権(競女CUP)」が盛り上がっているのは知っていましたが、一度も見る機会がなく、その盛り上がりぶりに本当に驚きました。何よりパドックイベントが充実していて、富士スピードウェイと関谷さんの力の入れようが伝わってきます。いわゆる参加型レースにカテゴライズされる「富士チャンピオンレース」ですが、パドックが華やかな空間になっているのが素晴らしいです。
そして、初めて公式戦を見る「インタープロトシリーズ」はとても面白かったです。V6のエンジンサウンドの迫力が凄くて、非常にクオリティの高いワンメイクが保たれてプロドライバーの戦いは手に汗握る接戦で。これはお客さんも楽しいだろうと思いました。
こういうグラスルーツのレースは特にサーキットごとの特色があって勉強になりますね。レースアナウンサーも4名体制(3人が実況)という充実ぶり。担当レース以外の時間に取材もできますから、これは良い環境です。
最近はシリーズ戦で全サーキット固定アナウンサーというレースが増えてきていますが、場内実況にはテレビ放送とは違う様々な役割があるので、それぞれのサーキットをよく知る地元・場内アナウンサーの存在はとても大切です。ホームの場内実況アナウンサーが複数名体制で喋る環境があるというのは長い目で見れば大事なことなのではないかと思います。
僕は鈴鹿がホームなので、富士についてはまだまだ勉強不足、知識不足のところがあります。それでも、今回のように富士スピードウェイに呼んで頂けたことは非常にありがたいことであり、富士の先輩たちに色々学ばせて頂きながら、富士24時間を乗り切りたいと思います。
スーパー耐久は得意ジャンル
富士24時間に呼んで頂けたことはとても光栄なことです。
なぜなら、富士24時間のスーパー耐久シリーズは僕の得意ジャンルでもありますから。現在は鈴鹿の場内実況だけになっていますが、2006年〜2008年はGAORAでの放送のアナウンサーとして、2016年はBS12chの放送のピットリポーターとしてスーパー耐久に携わらせて頂きました。
テレビ実況で携わっていた時代には「十勝24時間」がありましたが、放送時間が2時間の枠のため、24時間は現地に行っての実況生付けはなく、録画のダイジェスト版による放送。24時間の現地は体験せぬまま24時間レースは終わってしまいました。。。
スーパー耐久も10年以上前とは台数が倍増し、随分と雰囲気が変わりましたが、ベースとなっている部分は伝統を貫いている部分があるので、自分自身が持っている知識や勘を今回の場内実況で活かせればと思います。鈴鹿の5時間レース実況もなかなか大変ですが、何と言っても24時間ですから比べ物にならないくらいの長丁場。自分自身が喋るのはレースの25%くらいとはいえ、ネタは用意しておかないと時間を埋められないと思うので、準備も頑張っていきます。
J SPORTSでも放送されます
富士24時間の場内実況はスポーツチャンネルの「J SPORTS」でも同時放送されます。テレビ中継として放送される時間とJ SPORTSオンデマンドによるストリーミング配信の時間があり、24時間を2つの放送でカバーすることになります。
場内でご覧いただく方もずーっとレースを見てばかりという感じではないかと思いますので、寝ている間に何が起こったかの確認のためにもJ SPORTSオンデマンドへの加入をオススメ致します。
僕は場内実況として放送室からゲスト解説の皆さんを迎えて喋ることになりますが、今年もピエール北川さん、高橋二朗さん、井澤エイミーさんがピットレポートで加わってくださるので、充実した放送になると思います。ぜひ富士24時間はJ SPORTSもあわせてお楽しみください!
放送時間等はコチラ↓
去年もみんなボロボロになりながら全力で戦った「富士24時間」!
走る側も、走らせる側も、盛り上げる側も、レースを支える側も、みんなで力をあわせて感動のチェッカーフラッグを迎えましょう。お客様も長丁場になりますから、一緒に頑張って応援していきましょうね!
僕も楽しみながら実況します。
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