ええええ!
もう3月が終わろうとしていますよ。
卒業シーズンですね!
特に卒業のネタはなく、変わらない日々に感謝の辻野です。
S耐・開幕戦で実況
3月23日(土)、24日(日)はスーパー耐久の開幕戦「鈴鹿S耐・春の陣」が開催。
僕は今年もメインレースである「スーパー耐久」の実況を担当させて頂きました!
春の香りを感じるどころか、風ビュービューで凄まじく寒いコンディションの中、今回も多くのお客様にご来場頂きまして、感謝いたします。
今回は86/BRZでも優勝争いを展開した、Toyota Gazoo Racingアンバサダーの脇阪寿一選手が放送室にお越しになり、とても楽しい時間をご提供くださいました。寿一さんはジョークを交えながら、大事なところはしっかり解説頂き、やっぱり改めて凄いなと感じました。モータースポーツを知らない人にも噛み砕いて、その魅力を紹介してくださり、隣でご一緒させて頂きながら、とても勉強になりましたね。
そして、途中、小林可夢偉選手から「場内実況聴いてますけど、もっとちゃんと喋ってくださいよ」とか、ピットで待機しているモリゾウ選手(豊田章男社長)からLINEが入ったりとか、寿一さんならではのネタもありましたし、本当に楽しかったです。
個人的には「辻野さん、今、双眼鏡で覗きながら実況しています」とか放送室の描写もして頂いたことがとても嬉しかったです。僕ら場内実況アナウンサーにとっては当たり前のことなんですが、こういったことも声をお届けしているだけではなかなか伝わらないことなんですよね。
今回改めて思いました。
僕らレースアナウンサーが普段やっていることをレースファンの皆さんにも知って頂くのもありかなと。
普段使い用にGoPro HERO7を買ったので今度、実況風景を撮影してみようかなと思っています。余裕がある時にね。結構、立ったり座ったり、パソコンいじったり、タイミングモニター見たりと忙しく動いているのではないかと思いますね。自分でも興味ありです。
脇阪寿一さんのおかげでレース面でも新たな気づきが多くありました。寿一さん、本当にありがとうございました。
さすがに喉ガラガラに
それにしても今年のスーパー耐久は見所が満載でした。
台数こそ決勝52台と昨年並みでしたが、今年は開幕戦からFIA GT4の「ST-Z」クラスが成立して全8クラス混走。あちらこちらでバトルが勃発し、さらに4回のFCY(フルコースイエロー)やSC(セーフティカー)導入もあって、例年以上にマッタリする時間が少なかったと思います。
実況中はそんなに荒れていないように感じて、もっといろいろバトルが起こらないかなと期待したもんですが、終わってみれば5時間のレースはあっという間で、冷静に振り返ると内容の濃いレースでしたね!
この日は11:45〜のスタート進行開始に向け、11:35くらいから喋り出し開始、スタート進行開始のふり、グリッド紹介、国歌演奏、ローリングスタート。
決勝レースは5時間で、トップのアストンマーティンに乗るダレン・ターナー選手が残り4秒前にコントロールラインを通過したものだから、さらに1周。結局実況終わったのって17:40くらいではないかと思います。
丸々6時間。。。
そのあと全8クラスの表彰式。。。
さすがに表彰式が終わった後は放心状態でした。。。
そして帰宅後に喉の違和感をだいぶ覚えました。翌日は明らかに風邪ひいたかのように喉がイガイガ。喉もスーパー耐久な週末になりました(笑)
普段、鈴鹿サンデーロードレースやソーラーカー などアナウンサー1人で丸一日実況する時もあるので、6時間ぶっ通しとかは意外と平気なのですが、シーズン最初の場内実況が「スーパー耐久」だといきなりフルスロットルで、喉がビックリしちゃったのかもしれません。
ヒノキ花粉も飛散し始め、喉も鼻も絶不調ですが、夏に向けて長時間の実況にも耐えられるようにメンテナンスしつつ、頑張っていきたいと思います。
次の鈴鹿での場内実況は「NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース」です。
またご来場お待ちしています。
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